かるくてうすい

言葉はそれが本音であるほど人を傷つけやすいから、どうしてもなかなか本音を書けない。

赤裸々であるほどいいと思ってたこともあるけれど、それで誰かを傷つけるくらいなら何も言わないほうがいい。
だって自分の言葉がなにかの役に立つわけじゃない。なにかの役に立つために言葉を紡いでるわけじゃない。わたしはね。

だから何の役に立つかもわからない言葉を、本音に近い形で、それも攻撃的な形で、ためらいもなく吐き続ける人をわたしは「軽薄だ」と思う。

一方で「どこかうらやましい」という気持ちもある。

すこしだけオブラートに包んだわたしの本音。